以前七夕のペープサートと台本をアップしましたが、今日は七夕飾りの簡単な由来・意味をご紹介します♪
七夕飾りといえば、代表的な短冊、輪つなぎやちょうちん、といったものが頭に浮かぶ方が多いと思いますが、それらの具体的な意味って意外と知らないことも多いではないでしょうか。
これから七夕に向けて七夕飾りを作る際に、作る前に由来や意味も一緒伝えると、より飾りを作る意欲や親しみも沸くのではないかと思います。
※由来や意味は1つではないことが多いので、今回ご紹介するのは1つの例として読んで下さい
※子供に説明しやすい口調で書いています。
<短冊>
願いごとを書く紙だよ。
昔は葉っぱに文字を書いて、文字が上手になるようにって願ったよ。
笹の葉に飾ると、もしかしたら空の神様がみんなの願いごとを見てくれるかもしれないよ。
<ちょうちん>
「ちょうちん」は、中にろうそくを入れて使う、今でいうの電気みたいなものだよ。
みんなの願いごとが書いてある「短冊」を照らして、神様によく見えるようにしてくれるよ。
<ふきながし>
機織りの「糸」を表しているよ。
「裁縫」といって、糸を使って服やカバンなど色々なものを上手につくれるよう、にという願いをこめているよ。
<あみかざり>
魚を捕まえる「あみ」を表しているよ。
たくさん魚が取とれるようにという願って飾るようになったよ。
<かみごろも>
着るものに困らないように、という意味や、病気やケガの身代わりになってね、という意味があるよ。
<わつなぎ・ひしがたつなぎ>
綺麗な天の川を表しているよ。また、皆の願いや夢がつながっていきますように、という意味を込めて作るよ。
青・赤・黄色・白・黒 この5つの色を使って作ると魔除けの意味もあって、悪いもの、怖いものから守ってくれるとも言われているよ。
<おりづる>
鶴には「長寿」といって、長生きできますように、という意味で飾るよ。
この他にも、
・くす玉・・・魔除け(悪いものを遠ざける)
・財布・・・お金に困りませんように
という意味があります♪
また、七夕にそうめんを食べると
・病気をしないと言われている
・細長いそうめんが織姫の機織りの糸を表している(裁縫上手になる意味も)
ことから、よく食べられるようになりました。
保育園・幼稚園のメニューでも取り入れられていることが多いのではないでしょうか。
その他に、夏野菜や果物を飾る風習もあります。
夏に沢山取れた野菜や果物を、感謝の気持ちを込めて神様にお供えします。
七夕が終わったら、感謝して頂きます♪
以上が、七夕飾りの説明や、その他の七夕の習慣についてのご紹介でした☆
参考になれば嬉しいです!