保育でラララ♪

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リトミック(身体表現・律動)を子ども達と楽しむときのポイント♪基礎知識☆実習生や新人保育士・幼稚園の先生にオススメのアドバイスです☆

リトミック(身体表現・律動)を子ども達と楽しむときのポイント♪基礎知識☆実習生や新人保育士・幼稚園の先生にオススメのアドバイスです☆

今まで、リトミックなどに使える無料楽譜をたくさんアップしてきましたが、

今日は基本!リトミック(身体表現・律動)を子ども達と楽しむときのポイントをご紹介していきたいと思います!

 

※あくまで私のやり方ですので、これが絶対に正解というわけではありません。

参考程度に読んでいただければ嬉しいです。

 

●ケガをしない為に

せっかく楽しい活動も、ケガをしてしまってはダメですよね。
活動をする前に子どもと約束をしてから始めましょう!

 

・移動する方向
大勢で活動をする際、皆が別々の方向に動くとぶつかってしまって危険です。
時計回り等、あらかじめ動く方向を決めておきます。
(理由を説明し、実際に先生が動いて向きを教えてあげましょう)

これは特に走る・スキップなど早い動作の動きの時に大切な約束で、少人数で自由度の高い表現をする場合は向きを決めなくても良い場合もあります。

 

・喋ったり、ふざけたりは やめよう
喋っていたら、こけた時に舌を噛んでしまって危ないです。
また、”楽しむ”ことと”ふざける”ことは違います。
ふざけると確実にケガにつながります。

 

・人数が多い場合は、順番に
あまり大人数で活動をしては危険です。
十分な活動スペースが確保できない場合は男女やグループで分ける工夫を。
分けた場合、活動を見ている子どもにも約束を伝えましょう。
※お喋りはしないで、お友達が頑張っている所を見てあげようね
※上手なお友達を見つけてね!
※手や足を伸ばしたりして、邪魔をするのは×
※ピアノが聞こえなくなるから、声じゃなくて目で応援してね
など

 

●1~2人等少人数での活動も取り入れよう

スキップやギャロップ、前蹴りや後ろ蹴り・・・。

色々な律動がありますが、大勢で活動をした場合、どの子ができて、どの子ができていないかの把握が難しいです。
少人数で活動をすることにより、出来ている、出来ていないのという確認や、
出来ていなかったものができるようになった、という成長を見ることが出来ます。

また、出来ていない場合には個人的に指導もできますし、
大勢の前に出て表現することに慣れたり、自信に繋がったりします。
出来るようになった子どもは、ぜひみんなの前で誉めてあげて下さい!

スキップやギャロップ、前蹴り、後ろ蹴りがいつできるようになったのか、
ノートなどに記録しておくことも大切です。

全員1人ずつというのは難しいと思うので、今日は~グループ、など何日かに分けてするのがおススメですよ。

 

●曲を統一しよう

「歩く」「走る」「ギャロップ」「ジャンプ」「スキップ」等、
基本的な動作に使用する曲は、あまりコロコロ変わらず、固定した曲にするのがおススメです。
なぜかと言うと、「あ、この曲はスキップだ!」「ジャンプだ!」と、子どもが耳で覚えて、「~しましょう」といわなくても曲を弾くだけで何をするのか理解できるようになるからです。

先生が子ども達に指示をせず、子ども達が自分たちで曲を聞いて動くという活動のやり方をするのも楽しいですよ。

 

●豊かな表現をしよう

簡単なようで奥が深いリトミック(身体表現・律動)。
ウサギだったら手を耳に見立ててジャンプ、ぞうだったら腕を鼻にしてのっしのっし歩く。
それだけでも十分楽しめますが、保育者の援助でもっともっと子どもの表現を引き出すことが出来ます。

 

例えば、ウサギの表現。
まず、ウサギについて皆で考えます。

「ウサギってどんな動物だった??」
・耳が長い
・ニンジンが好き
・歯が出ている
・ジャンプする
等、色々と出てくると思うので、それを皆で表現をします。
音が止まったり、少し音を変えたらニンジンを皆で食べよう!とか、
高くジャンプ、速くジャンプ・・・など変化を取り入れても楽しいです。

ぞうだったら、「パオーン」といってみたり、水浴びをしたり・・・

動物の絵本を読んだり、動物園に行った後など、沢山イメージが膨らむと思います。

動物園での話を子ども達と振り返りながら表現をすると、とっても豊かな表現につながると思いますよ。
面白い表現をしている子どもがいたら、みんなの前で表現してもらいましょう!

 

少し長くなりましたが、以上がリトミック(身体表現・律動)を子ども達と楽しむときのポイントになります♪

参考になれば嬉しいです!