※6月10日 画面で読むのが読みずらかったので、一番下に文章の台本追加しました※
今日は昨日アップしたペープサートの無料イラスト素材を使って演じられる七夕物語の台本
を作成しました♪
子ども達に分かりやすいように意識して作ったので、参考にしてもらえると嬉しいです☆
ペープサートやパネルシアター、七夕を題材にした職員劇等にも使えると思います!
最後に七夕の歌を歌うのもおススメですよ♪
(蛇足ですが、似たような台本で職員劇をし、うし役をした私です・・・笑)
台本の最後に少し入れたのですが、織姫と彦星、カササギの星は、小学校で習うあの有名な「夏の大三角」なんですよ♪
・織姫⇒ベガ
・彦星⇒アルタイル
・カササギ⇒デネブ
とも呼ばれていて、夜になるとハッキリ見ることができる星です(^-^)
年中・年長さんくらいだと、このような少し難しい星のお話も理解できると思うので、
星の写真などを見ながらお話をすると、興味・知識が深まるのでおススメですよ。
少し話がそれましたが、
【七夕物語】の台本はこちら♪⇓
A4用紙 2枚に印刷してすぐに使えます☆
一番下に、ダウンロードせずに台本だけ見たい!という方向けに文章でも台本載せていますm(__)m
※コピペ転送禁止です
たなばた物語
ナレーター:昔々のお話です。お空の上に、織姫という美しい女の人が住んでいました。
織姫:「あ~忙しい忙しい!今日もたくさん綺麗な布を作るわよ♪大変だけど、私の布で作った服をみんなが着てくれるの!とっても嬉しいわ♪」
ナレーター:織姫はとても働き者で、毎日毎日はたを織りをして、神様や、神様に使える人たちの服を作っていました。
神様:「織姫は毎日よく働いて偉いのぉ。でも、あまりにも働いてばかりでかわいそうじゃ。どうしようかのぉ。
そうじゃ!織姫もそろそろ結婚してもいい年だ。いいお婿さんを紹介してやろう。」
ナレーター:神様は、織姫にぴったりのお婿さんを探しに行くことにしました。
―――しかし、なかなかいい人が見つかりません。
神様:「とうとう天の川の端まで来てしまったわい。
・・・おっあそこにいるのは牛飼いの彦星ではないか。」
ナレーター:天の川のほとりで、彦星が一生懸命牛のお世話をしていました。
彦星「よしよし僕の大事な牛さん。美味しい草のある所まで来たよ。しっかり食べて元気に育っておくれ。」
牛「モ~美味しい草、嬉しいモ~ モグモグ」
神様:「ほほ~。あんなに牛を可愛がってよく働くとは、なかなか関心だ。彦星なら、同じように働き者の織姫と気が合うに違いない。」
ナレーター:そういって、神様は織姫と彦星を会わせることにしました。
すると・・・
織姫:「まぁ なんて素敵な方なんでしょう」
彦星:「うわぁ なんて美しい方なんだろう」
ナレーター:なんと、織姫も彦星も、お互いを一目見ただけで好きになってしまったんです!
神様:「ふぉっふぉっふぉ~。わしの思った通りじゃ!よかったよかった。」
ナレーター:こうして、めでたく織姫と彦星は夫婦になったのでした。
(少し間を置く)
しかし、結婚してから働き者だった二人は変わってしまいました!
織姫:「彦星さん、今日は何して遊ぶ?」
彦星:「そうだなぁ 天の川の端まで散歩に行ってみようか♪」
織姫:「うふふふふ♪」
彦星:「あはははは♪」
ナレーター:織姫と彦星は、毎日毎日遊んでばかり。仕事を全然しなくなってしまったのです。
織姫が機織りをして布を作らないので、大切な神様や、神様に使える人たちの服はボロボロ。
彦星が牛のお世話をしないので、牛はだんだん痩せ細っていきました。
牛「モ~お腹が空いたモ~ ご飯が食べたいモ~」
神様:「織姫と彦星!あんなに働き者だったのに、どうしたんじゃ。遊ぶのもいいが、しっかり仕事をしないと皆困っておるじゃないか!」
織姫:「だってこんなに遊ぶのが楽しいんだなんて、知らなかったんだも~ん♪」
彦星:「さぁ 今日も遊びに行こう♪」
ナレーター:神様が注意をしても二人は聞こうともせず、遊んでばかり。
ついに神様は怒ってしまいました!
神様:「もう我慢の限界じゃ!二人を結婚させた、わしが間違いじゃった。
これからは離れ離れで暮らすのじゃ。え~~~い!!!」
織姫と彦星「うわ~~」
ナレーター:こうして、織姫は天の川の西に、彦星は天の川の東にへの引き離されてしまいました。
天の川は大きな大きな星の川。橋は無く、二人は会うことができなくなってしまいました。
織姫:「彦星さんに会いたい・・・。でも私が悪かったんだわ。またしっかり働いて、神様に許してもらえるように頑張ろう。」
彦星:「織姫さんに会いたい・・・。でも僕が悪かったんだ。
うし君、ちゃんとお世話をしなくて、本当にごめんね・・・。」
牛「本当に良かったモ~ モグモグ」
ナレーター:反省した織姫と彦星は、一生懸命働くようになりました。
その様子を見た神様は 二人を天の川の端と端に呼び出して言いました。
神様:織姫、彦星。反省して、一生懸命働いているな。
この調子でしっかり働くのなら、1年に1度だけ会わせてやろう。」
織姫・彦星「ありがとうございます!しっかり働きます!」
(少しの間)
ナレーター:こうして、織姫と彦星は1年間真面目に働き、1年に1度だけ会えるようになったのでした。
7月7日になると神様の使いの【カササギ】という鳥が天の川に飛んできて、橋を作ってくれるのです。
※天の川にカササギの橋をかけ、織姫と彦星、カササギの橋を渡る※
織姫:「彦星さん、会いたかった!」
彦星:「僕もだよ、織姫!」
ナレーター:よかったね!
―――これは昔むかしのお話ですが、織姫と彦星は今ではお星さまになってお空でみんなのことを見ているんですよ。
夏の夜のお空に一段と綺麗に輝くお星さまが3つあって、それが、織姫と彦星、
そして、カササギの星と言われています。
皆も織姫と彦星のお星さまを探してみてね。
おしまい。